障害がある恋愛
会社に遠距離恋愛をしている人が2組いる
一人は相手が海外
一人は相手が道外
だ
すごい事だと思うし
感心もする
障害があるってのは愛しく思うエッセンスなのかもしれない
自分には、こんな経験がある
自分には二人子供がいる
どっちも男の子だ
長男は遺伝性のクルーゾン病で今は完治しているが
小さい頃は、何度も手術をし骨を動かすために半年ほど頭に大きな器具を取り付けていた
毎日の様に病院へお見舞いに行き
励ましてたのを覚えている
手術の日のこと
手術の日だとも教えていないのに何かを感じて病院内を逃げ回る息子
助けて
おっと助けて
と叫ぶ息子
それを助けられない
だって助けたいから手術を選んでいるから
手術室に入るギリギリまで必死に抵抗していた
もしかしたら死ぬかもしれない
得体のしれない恐怖と不安と何もできない自分
それに悔し涙し、天に手術の成功を必死に祈った
8時間後、無事手術は終わり無事に息子は戻ってきた
顔をパンパンに腫らして痛々しい
でも息をして寝ている
生きててくれてありがとう
今まで、人をこんなに愛おしく思ったことがない
多分、こんな経験がなければ、こんなに子供を愛せていたのか今でも疑問に思うことがある
人を愛するにあたって
その人が生きている
この当たり前のことに愛おしく思うことを忘れてはいけないと自分は思う
そして障害があることは相手に対する気持ちを大きくしてくれるものだと思う